CINXE.COM

コマンドでZIPや7zにパスワードを付ける | 7-Zip

<!DOCTYPE html><html lang="ja"><head><meta charset="utf-8"> <title>コマンドでZIPや7zにパスワードを付ける | 7-Zip</title> <meta name=viewport content="width=device-width, initial-scale=1"> <link rel="stylesheet" type="text/css" href="https://7-zip.opensource.jp/style-howto.css"> </head><body> <div id="body-inner"> <div id="sidebar"> <a href="https://7-zip.opensource.jp/" id="sitelogo"><img width="110" height="63" src="/7ziplogo.png" alt="7-Zip"></a> <hr> <ul> <li><a href="https://7-zip.opensource.jp/" class="MenuLink">ホーム</a> <li><a href="https://7-zip.opensource.jp/7z.html" class="MenuLink">7zファイル</a> <li><a href="https://7-zip.opensource.jp/sdk.html" class="MenuLink">LZMA SDK</a> <li><a href="https://7-zip.opensource.jp/download.html" class="MenuLink">ダウンロード</a> <li><a href="https://7-zip.opensource.jp/faq.html" class="MenuLink">FAQ</a> <li><a href="https://7-zip.opensource.jp/support.html" class="MenuLink">サポート</a> <li><a href="https://7-zip.opensource.jp/links.html" class="MenuLink">リンク</a> </ul> <hr> <ul> <li><a href="https://7-zip.opensource.jp/howto/">日本語howto</a> <li><a href="https://7-zip.opensource.jp/chm/start.htm">ヘルプ</a> </ul> </div> <div id="contents"> <h1>コマンドでZIPや7zにパスワードを付ける</h1> <div class="fright1"> </div> <p> 7-Zipには強力なコマンドラインツールがあり、GUIで実行できることはコマンドプロンプトでも実行できます。パスワードを付けることも、パスワード付きのZIPファイルや7zファイルも展開(解凍)できます。 </p> <p> コマンド用の実行ファイルはインストールしたフォルダ(C:\Program Files\7-Zip)内に7z.exeとして置かれています。この実行ファイルは同じフォルダにある7z.dllをリンクしていますので、コマンドの実行にはこの2つのファイルが活躍します。 </p> <h2>パスワード付けて圧縮する</h2> <p> コマンドラインでパスワードを付けるには、「-p」オプションを使います。 </p> <pre> <strong>"C:\Program Files\7-Zip\7z.exe" a -pPassWord data.zip data.xlsx</strong> 7-Zip (A) 9.20 Copyright (c) 1999-2010 Igor Pavlov 2010-11-18 Creating archive data.zip Compressing data.xlsx Everything is Ok </pre> <p> 圧縮コマンドは「a」に続けて、「-p」、空白を入れずにパスワード文字列を入力します。パスワード文字列を省略した場合は、コマンドプロンプト上で入力が促されます。 </p> <pre> Enter password (will not be echoed): </pre> <p> パスワード入力時には、入力文字も*などの文字も表示されないので、正確に入力するように注意してください。 </p> <h3>暗号化方式を強力にする(AES-256)</h3> <p> AES-256の強力な暗号化方式で圧縮するには、「-mem=AES256」と指定します。 </p> <pre> <strong>"C:\Program Files\7-Zip\7z.exe" a -mem=AES256 -ssw -pPassWord data.zip data.xlsx</strong> </pre> <p> 「-m」オプションはより詳細なオプションを指定するもので、空白を空けず、「em」(暗号化方式)を「AES256」に指定するという意味になります。 </p> <img src="aes256.png" alt="aes256.png"> <p> 従来のZIP暗号化方式であるZipCryptは、実装上の問題があり、一部のツールではさらに脆弱性もあるため、これらで作成された暗号化ファイルは1時間もかからずに解析できてしまいます。また、特定の条件下では1分もかからずにパスワードが解析できてしまいます。7-Zipでは一部の問題を解決していますが、ZipCryptを使う限りにおいては現実的な時間でパスワードが解析できてしまうので、重要なデータの暗号化にはAES-256がお勧めです。 </p> <h3>「-ssw」オプションについて</h3> <p> ログファイルや編集中のテキストやドキュメントなど、圧縮対象のファイルがほかのツールで(書き込み可能な状態で)開いている場合、圧縮ツール側から圧縮対象ファイルとして読み込みができません。そのような場合に備えて「-ssw」オプションがあります。これを付けて実行すれば、圧縮対象ファイルとして読み込むことが可能になります。 </p> <pre> <strong>"C:\Program Files\7-Zip\7z.exe" a -ssw -pPassWord data.zip data.xlsx</strong> </pre> <p>&nbsp;</p> <div id="gpt-hm7" class="leaderboard"></div> <h2>複数のフォルダにまたがった特定のファイルを選択的に圧縮する</h2> <p> パスワードを付けて圧縮したいファイルが1つフォルダにまとまっていればとくに問題ないのですが、1つはあるフォルダにある特定ファイル、もう1つはほかのフォルダの特定ファイルなど、いくつか選択して圧縮したい場合は、圧縮したいリストファイルを使います。 </p> <p> たとえば、次のようなフォルダ構造のファイルがあったとして、重要のa.xlsxと秘密のすべてのファイル(z.xlsx)は圧縮対象に、b.xlsxは圧縮したくないとします。 </p> <pre> 重要 フォルダ a.xlsx b.xlsx 秘密 フォルダ z.xlsx </pre> <p> このような場合は、まず圧縮したいファイルをlistfile.txtのようなテキストファイルを作成し、そこに1行ごと列挙します。 </p> <pre> 重要\a.xlsx 秘密\* </pre> <p> 保存する際は、Unicode(UTF-8)で保存することに注意してください(シフトJISで保存した場合は圧縮時に別途エンコード指定のオプションを付加する必要がでてしまいます)。 </p> <p> listfile.txtができたら「@」先頭に付ける形で圧縮コマンドを実行します。 </p> <pre> <strong>"C:\Program Files\7-Zip\7z.exe" a -ssw -mem=AES256 -p secret.zip @listfile.txt</strong> Enter password (will not be echoed): <strong>← パスワードを入力 </strong> </pre> <p> このようにlistfile.txtを記述していくことで複雑なフォルダ構造のファイルでも、任意のファイルのみを圧縮対象にして保存することができます。 </p> <div id="gpt-hf7" class="leaderboard"></div> </div> <hr> <p><small>OSDN Project</small></p> </div> </div> </body></html>

Pages: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10